「できないと言わない」お客さんの理想を叶えるリフォームを | 重紋屋 生田目実代表

東京都東村山市で地域密着型のトータルリフォーム業を行う、重紋屋(エモンヤ)の生田目実代表。会社の魅力や仕事をするうえでのこだわりを伺いました。
2021/06/14

リフォーム業の何でも屋


−−事業内容を教えていただけますか?

リフォーム全般を承っております。リフォームというと“内装屋”と勘違いされることが多いんですが、要望があれば壁や床を作ることもあるんです。


ただ、業者さんや不動産屋さんの下請として仕事をする場合が多いので、新築の内装や駐車場を作ったり、メンテナンスも解体も要望に応じて、協力会社さんも含めて自分ができることはすべておこなっています。


扱っている建物としてはビルが一番多いですね。ビル、マンション、戸建てなど幅広く対応しています。建物によって造りが違うので、作業は毎回変えています。


−−「重紋屋」という社名の由来は何ですか?

「重」なる、家紋の「紋」で重紋屋。つまり「重複して家のことをやる」っていう意味なんです。名前は会社として成功している人につけてもらいました。ゲン担ぎですね。


−−社名の通り、事業が幅広いですね。

ぼくひとりの会社なので、ぼくができることは基本的に何でも対応させていただきます。地域密着型として仕事をしているので、トラブルがあればすぐに駆けつけます。

対応力×価格設定でお客さんとの信頼関係を


−−重紋屋を始めたきっかけは何ですか?

以前働いていた会社が廃業になってしまって。次の仕事をどうしようかと考えたときに、ひとりで会社を興そうと思いました。


ぼくは建設業一筋なこともあり、ひとりでも仕事ができる状態だったので、新たに会社には入らず自分でやってしまおうと思ったのがきっかけです。


−−「おかしいな?と感じたらすぐに相談!!」というフレーズが印象的です。

ホームページに書いている言葉ですね。


「何か悩みがあったらいつでも聞いてください」と言いたくて。とにかく相談してほしいんです。


仮に修理が必要でも、うちをガツガツ営業することはしないですよ。修理をしたあと、使うのはお客さん自身なので、修理をお願いする業者は、お客さんが決めることだと思っています。相談してもらえば、何をどうすればいいか伝えられるので、まずは気軽に頼ってほしいですね。


あと東村山であれば、すぐに駆けつけられます。地域密着型だとお客さんの数も調整できるので、なにかあればすぐ対応できるんです。「雨漏りしているんだけど」と相談を受けて、2~3時間かけてご自宅に行っても意味がないじゃないですか。


−−すぐに対応いただけると、お客さんも安心ですね。

そうですね。ありがたいことに何度もうちを使ってくれる人もいます。


ひとりで会社をやっているから、費用も安く済むんですよ。例えばキッチンでトラブルが起きたとして、「あれは設備屋さんに」「これは電気屋さんに」と、修理をお願いする職人が増える場合があります。となると、職人の数だけお客さんの金銭的負担も増えるんですよね。


通常4万円くらいかかるところを、ぼくひとりで対応すれば2万5千円で修理できることもあります。安く済むという意味でも、選んでもらっているんでしょうね。


−−お話を伺っていくとお客さんとの信頼関係がうかがえます。

お客さんとはいえ二人三脚の関係だと思っています。会話をしながら、お客さんの理想を一緒に叶えていくようなイメージで仕事をしています。


ぼくを使ってくれる業者さんや不動産屋さんにも、一緒に作り上げていく姿勢が伝わったら嬉しいです。

できないと言わず、お客さんの理想を叶えたい


−−生田目さんは、いつから建設業界で働いているのですか?

大工のアルバイトをしていた頃からなので、16歳からですね。


小さい頃から大工になるのが夢だったんです。近所で働いていた親方がいて、学校帰りに様子を見に行っていたら仲良くなりました。親方から「小学校を卒業したらこの世界に来い!」と言われたのを真に受けて、中学には行かずに修行しようと思っていたほどです。


実際は中高と普通に進学したあと、建築が学べる専門学校に行きました。


−−その後は、どのような仕事をされていたのですか?

その後いろんな仕事を経験しましたが、一番長く働いていたのは、自分で経営していた新建材を扱った造作工事に関わる会社でした。造作に関わったことで仕上げ工事や設備に関して一通り対応できるようになり、リフォーム会社として現在の「重紋屋」を立ち上げました。


当時自ら勉強したり、対応できる仕事を増やすために資格を取ったりしていたのが、今の仕事に活きていると思います。


−−仕事をされるうえでのこだわりは何ですか?

「できない」と言わないことですね。お客さんの理想を叶えるために、どの部品を使って、どう組み合わせたらいいのか?と1日中考えているときもあります。


仮にむずかしいなと思っても、「できない」とは言ったことは一度もないです。「できない」と言ってしまえば職人として終わってしまうと考えているので、自分が出来る限りのことは対応していきたい、それが職人としてのこだわりです。


もちろん頼るところは人に頼って、自分もできることを増やしていきたいと思っています。

さいごに

お客さんの理想を一緒に叶える、重紋屋の生田目実代表。重紋屋にご興味がございましたら、下記ページからご連絡をよろしくお願いいたします。


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