幅広いタイル工事を、丁寧かつスピーディーに | 株式会社剛英 山本剛英社長

今回は埼玉県所沢市を拠点にタイル工事をおこなう、株式会社剛英の山本剛英社長に会社の強みやお仕事をするうえで心がけていることをお聞きしました。
2021/05/26

タイル工事であれば、どんな工事でも


−−御社の事業内容を教えてください。

主にタイル工事です。新築、リフォーム、内装、外装というように幅広くおこなっています。タイル工事であれば、どんな工事でも対応していますね。


具体的には、セメントで施工するときは練ったり、貼り付けたり、混ぜたりといったようなことをおこなっており、ボンドで施工する場合は固定具や固定板を使っています。


材料はパターンによっていろいろ変わってきますね。 壁、床を貼るときはそれぞれ施工方法が変わります。


−−新築、リフォーム、内装、外装といった建物の違いでもそれぞれ作業内容は変わってきますか?

今までは新築の仕事が多かったので、マンションの外装や複合施設のトイレ、洗面所。あとは、コンビニの床のタイルも対応していました。


現在は新築の案件が少なく、仕事の8割は改修工事です。時代的なものですね。バブルのときにオフィスビルがバーンと建って、その後30年くらいマンションが建ち続けたんですね。


当時建ったマンションの改修工事が10年サイクルで続いて、あとは資産価値を上げるためのメンテナンスって形でシフトチェンジしていくんです。今はメンテナンスに関する仕事が多くなっている気がします。


時代の流れに合わせていく中で、左官の仕事は自社のメインではないけれど、タイルを剥がすと下地の左官工事が必要になるので、スキルを身につけながら、いろいろなものに対応できるようにしています。


−−対応エリアを教えてください。

拠点は埼玉県所沢市ですが、北関東の方まで行くこともあり、東京と埼玉を中心に関東一円対応をしています。

父の会社を継がず、自分で会社を立ち上げた


−−長年タイル工事のお仕事に携われているのですか?

21歳のときにコンピューター関係のエンジニアをやっていました。2年くらい続けていたのですが、その会社は残業がとにかくすごくて、人間らしい生活がしたいと思い、辞めました。


その後、父の仕事をやり始めたのがきっかけです。現在の会社は丸5年になるのですが、父の後を継いだわけではなく、自分で設立しました。


−−設立当初から変化したところはありますか?

最初は、人を雇うほど単価的な余裕がありませんでした。また、この業界にはいろんな仕事があり、覚えなきゃいけないことが多いので、そこまで育てるのに時間がかかると思い、人も入れずに1人でやっていました。


そうはいっても、会社を大きくするにも、10年経ったときに時代の流れに沿って仕事を確保するためにも人が必要になると感じるようになりました。


仕事があって当たり前の時代だったので、それがなくなっていく時代になって、人を育てて必要とされる状態をつくっていかないと、生き残っていけないと思うようになりましたね。そういう心境の変化を経て、今は10名の専門社員と働いています。


長い子は経験10年以上。経験4年の子もいます。

綺麗でスピーディーな仕事にこだわる


−−お取引していくうえでの協力業者さんの判断基準を教えてください。

お客さんに気を遣える人がいいですね。お客さんの視点に立って「自分ではこう思うんですけど、これでどうですか?」みたいな確認がしっかりできる人と取引したいです。


自分たち職人の中では、毎日当たり前に仕事をしているわけじゃないですか?でも、お客さんとしては当たり前と思っている作業が当たり前ではなく、伝わっていない部分もあるので、作業の確認をお客さん目線でやることが大切ですね。


なのでコミュニケーション能力も必要になってくるんですね。「自分はこう思うんですよ」ってスパッと打ち切っちゃうと、すごく怒らせてしまうこともあるんです。


どこのゼネコンの監督でも、業者さんを使うときにコミュニケーション能力をすごく気にしているように感じます。


−−お仕事をされるうえでのこだわりはどのようなところですか?

綺麗でスピーディーな仕事にこだわっています。プロとして丁寧な仕事であることはもちろん、スピードもすごく大事ですね。今はYouTubeを見て、素人の方でもDIYする時代じゃないですか?現代のプロとして綺麗かつスピーディーにやることは大切だと思っています。


−−スピーディーな仕事をこだわるようになったきっかけはありますか?

工期があるので、次の仕事がある業者さんにバトンタッチしないといけない現場は、スピーディーに動かなければならないんですよ。自分たちがスピーディーに仕事を終えることで、現場が円滑に進みますし。


遅い業者さんが現場に迷惑をかけることも多々あるんですよ。うちは現場の対応に関してスピーディーにやっているので工期に遅れもなく、どんどん次の仕事につなげてここまでやってきています。


−−最後に、御社の一番の強みを教えてください。

業界的に分業でやっている中で、うちは自社で下地からトータルに対応出来るのが強みですね。それに加えて、丁寧かつスピーディーな施工にこだわっていて、工期も守ります。


さいごに

綺麗でスピーディーなタイル工事にこだわっている、と語ってくださった株式会社剛英の山本剛英社長。株式会社剛英にご興味がございましたら、下記ページからご連絡をよろしくお願いいたします。


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