先代から引き継いで20年以上!「相模原で知らない人はいない」会社を目指して
16歳の時からこの業界へ
ー会社の経歴を教えてください。
父親が昭和52年に創業し、私は16歳の時に就職しました。
そのため、会社歴は今年で30年目になります。
私が25歳の時に代替わりし、代表になってからもう20年以上が経ちます。
兄弟子もいたのですが独立し、私が共栄板金工業を引き継ぎました。
長年にわたり、自分で共栄板金工業を引っ張ってきましたね。
腕の良さを強みに
ー有限会社共栄板金工業様の強みを教えてください。
私たちの強みは、腕の良さです。
実は相模原は激戦区であり、屋根工事やリフォームにおいて競合企業がとても多い地域です。
その中で、高い技術力を評価して私たちを選んでくれるお客様がいらっしゃいます。
長年にわたり、安定して事業を続けてこれたのは、この腕の良さがあるからです。
どのような難しい案件に対しても「どうしたらできるのか」を考え、対応しています。
そのような仕事への姿勢が評価され、仕事をご依頼いただけているのだと思います。
「当たり前のことを、当たり前に行う」
ーお仕事を進めるうえで大切にしてることはありますか?
「当たり前のことを、当たり前に行う」ということを大切にしています。
建物の屋根や外壁などなんでもそうですが、自分で手がけたら自分の作品だと思っています。
そのため、基礎を大切に丁寧に対応していますよ。
また、昔からの技術や技法はしっかりと伝え、継承しています。
そして、昔からの伝統にこだわるだけではなく、新しい情報を取り入れることも大切にしています。
新しい商品や技術は、ネット検索で調べたり、材料屋さんにお聞きするなどして積極的に取り入れるよう意識していますね。各材料メーカーさんに勉強会を開いていただいたり、展示会に参加したりもしています。
メーカーさんとのコミュニケーションも大事にしており、良くしていただいていますよ。
ベテランから若い方や女性まで
ーどのような従業員の方がいますか?
義理の弟と長年一緒に働いており、瓦屋根工事などにも対応することができます。
ベテランがいる一方で、20代の社員も2名在籍しています。
女性の職人の方も2名在籍しているため、これからも女性が働きやすい環境を作りをしていきたいですね。
ロールモデルとなるかっこいい社員の方もいらっしゃるため、時間はかかるかもしれませんがしっかりと環境を整えていきたいと思っています。
また、神奈川の板金組合の中では初めてとなる、2級技能士に合格しました。
子育てや家事をしながら、空いている時間にコツコツ準備しましたよ。
組織全体の対応力向上に向けて、採用の強化を
ー今後の展望を教えてください。
今後は、若手従業員の採用をより強化し、育てていきたいです。
沢山のご依頼をいただいているため、人員募集に注力していきたいですね。
そして丁寧に教育し、組織全体の対応力を上げていきたいと考えています。
また、日本一に近づけるよう、これからも成長し続けていきたいです。
まずは「相模原で知らない人はいない」という会社になりたいと思っています。
ー休日はどのように過ごしていますか?
以前は、社員旅行や食事会を開催していました。
現在はコロナの影響でなかなか実施できていないのですが、落ち着いたら再開したいですね。
個人としては、地元の子供達に空手を教えています。
教え子で、日本一になった生徒もいますよ。
仕事も、従業員も、生徒も、昔から私は周りに恵まれていると思います。
とてもついているので、これからも感謝の気持ちを忘れずに進んでいきたいですね。