有限会社 コーワ工事のブログ

有限会社 コーワ工事
本日、或る一般の方から問い合わせが有りました。
内容はコア削孔跡の配管との隙間を埋めて欲しいという内容でした、ある程度の年数を経たマンション等の壁が耐震診断の際100πの削孔で圧縮強度試験の為のサンプルになります。このマンションの方は何処で知ったのかその穴の復旧作業に不安を覚えたようです。其れ正解です。大体は左官で埋めても(例えグラウトパッドを使っても強度は再構築出来ません、確実に配管の周りとか空洞を埋めきれないからです。30mmまではセメントミルク(スラリータイプ)それ以上はグラウトでそれぞれ型枠を組み圧入しないと元の強度には戻りません。
多分サンプルを採った場所は確実に強度不足になっているはずです。
現実は削孔業者がパッド等で埋めておわりな筈です。みんなの共有財産を大切にしたいものです。
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