株式会社ケネスエネルギー開発のブログ

株式会社ケネスエネルギー開発
11月をテーマにした音楽に、世界的作曲家である武満徹が作曲した、琵琶、尺八とオーケストラのための音楽作品『ノヴェンバー・ステップス』(November Steps)がある。ニューヨーク・フィルハーモニック125周年記念委嘱作品として作曲され、1967年11月9日、ニューヨーク・リンカーン・センターにおいて、琵琶の鶴田錦史、尺八の横山勝也のソロ、小澤征爾の指揮でニューヨーク・フィルハーモニックにより初演された。
尺八の横山勝也には、以前、お会いする機会があったが、とても情熱家で尺八の響きは荘厳な世界に導いてくれる。
ある批評家によれば、『ノヴェンバー・ステップス』は、透明な指が伸びてきて武満徹の世界観に強引に引きこまれるような断固たる絶対感が備わっていて、天上から降り注ぐような音の世界に圧倒されると解説されている。
秋の夜長に、別世界に浸るのもありかもしれない。
そう言えば、新型コロナウイルスの感染拡大で1年半にわたって劇場での公演を中止していたニューヨーク・フィルハーモニックが先日、公演を再開したようだ。
ブログ一覧に戻る 株式会社ケネスエネルギー開発 のページはこちら