株式会社ケネスエネルギー開発のブログ

株式会社ケネスエネルギー開発
非常事態宣言解除とともに、飲食店も活気を取り戻してきた。先日、久しぶりの会食で飲んだ日本酒に、新潟県に酒造元がある「上善如水(じょうぜんみずのごとし)」があった。
「上善は水のごとし」はもともと、中国の哲学者である老子の言葉である。
最上の「いい」ことというのは、たとえてみると水のようなもの。
水は、万物に利益をあたえていながら、決して他と争わない。
水は、丸い器に入れると丸くなり、四角の器に入れると四角になる。どんな形の器にもさからわない。柔軟であり、謙虚である。
そして水は、いろいろなものに利沢(りたく・利益と恩沢)を与えている。この自然の中で、水なくして生きているものは、ひとつもない。それほど偉大な存在でありながら、水は決して誇ることをしない。
世の人は、だれもが一歩でも上へ、一つでも高い地位を欲しがっている。水はその反対に低い所へ低い所へと流れていく。つぎつぎ支流をかかえて、だんだん広く大きくなっていく。しかも最後は海に流れて、偉大な存在となる。
「水のように柔軟に生きる」とは、理想的な生き方を水に見つけたということのようだ。
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